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事務職が取っておきたい資格 – ITパスポート –

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ニトリがITパスポートの取得を推奨

先日、家具・インテリアの販売会社であるニトリが、2025年までに全社員の8割に情報処理の国家資格である「ITパスポート」を取得させるというニュースが飛び込んできました。このブログでもITパスポートを推奨する記事を書きましたが、大企業のニトリがここまで力を入れるとは思いませんでした。

ITパスポートってどんな資格なの?

IT系国家試験の入門レベルの資格で、年間受験者数が20万人を超える人気の資格です。

ITパスポートの実情

ITパスポートの応募者数は、令和5年度3月分の実施で25万人を超えたそうです。
CBT(Computer Based Testing)方式により年間を通じて随時試験を受け付けているのも受験者数が増えている要因かと思います。そして受験後すぐに結果が分かるのも魅力の一つですね。
ちなみにCBT方式となったのは平成23年からのようです。私がITパスポートを取得した時はまで年に2回しか実施しておらず、試験会場も少し離れたところで実施されていました。

IT系の企業でもないし、業務でパソコンは使うけど資格まで必要なの?

ITパスポートの試験範囲は幅広く、ストラテジ系から企業活動、法務、経営戦略マネジメント、技術戦略マネジメントが出題されます。
この資格を持っているとIT系以外の会社全般で使える知識が習得できます。

勉強して知識を持っているというふうに周りから認められます。
ITパスポートでは複雑な計算は必要なく、知識だけを問う問題も多いです。

でもIT系の国家資格なんて難しいんじゃないの?

資格取得には1~3ヶ月程度の勉強が必要ですが、合格率は平均して50%前後で、2人に1人は合格しており、決して難しい資格ではないですよ。

特に若いうちに取っておくと、自分の知識の幅が広がり、メリットがたくさんあるので是非受けてみてください。

ITパスポートの受験方法については、独立行政法人情報処理推進機構の下記ホームページよりご確認ください。

ITパスポートは就職に有利か

ITパスポートを取得しているからといって就職や転職に有利に働くことは少ないでしょう。
ITパスポートは企業で働く社会人として最低限必要な知識を身に着けていると評価される資格です。
そのため20代前半で、自ら進んで資格を取得したとなれば評価されるかもしれません。

30代以降は情報系の企業に勤めているのであれば、上位資格である「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」を狙いましょう。「応用情報技術者試験」まで持っていれば30代以降の転職にも有利に働くのではないでしょうか。

ちなみに私は約20年前にITパスポートの前身である初級システムアドミニストレータ試験を受け、ITパスポートができた初年度にITパスポートを受けなおしました。当時から出題される問題も変わっているかと思いますが、本質的な資格の意義までは変化はないと思います。

事務職でも是非とっておきたい資格の一つです。
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