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SE歴10年が学校事務に転職して驚いた「休日・残業」のリアル

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「学校事務って、どのくらい休めるの?」——SE・IT職から転職を考える方がよく聞く質問です。 SE時代、私にとって「休日出勤」「深夜残業」「徹夜」は珍しいことではありませんでした。そんな生活を10年以上続けた私が学校事務に転職して、最も衝撃を受けたのが「働き方・休日の違い」でした。 この記事では、SE経験者の視点から学校事務の年間休日・残業・ワークライフバランスのリアルをお伝えします。

学校って夏休みや冬休みがあるじゃないですか。事務職員もお休みになるんですか?
学校によって違いますが、私の勤めている私立学校では長期休暇中は在宅勤務という建前で、実質的にかなりゆっくりできます。SE時代と比べると、働き方が別世界になりました。

▼ SE vs 学校事務「働き方」一目比較

項目民間SE(筆者の場合)学校事務(筆者の場合)
年間休日約110〜120日約140〜160日(私立)
平均残業時間月40〜80時間(繁忙期は100h超)月0〜20時間(繁忙期のみ増加)
休日出勤月1〜2回は当たり前ほぼなし
深夜残業納期前は日常的ほぼなし
夏季休暇3〜5日程度夏休み期間に合わせて長期取得可
有給取得率取りにくい雰囲気あり取りやすい
繁忙期の見通しプロジェクト次第で予測困難1年前から見通せる

①年間休日のリアル|日本の平均115日と比べてどうか

記事を書いている時点での調査では、日本人の年間休日の平均は約115日というデータがあります。土日完全週休2日+夏季休暇+年末年始というイメージです。

カレンダー・休日のイメージ(学校事務 年間休日)

📷 Photo by Unsplash(商用利用可・無料)

▼ 年間休日の比較(目安)

💡 筆者のリアル
私が勤める私立学校では、夏休み・冬休み・春休みの長期休暇中は在宅勤務という建て前ですが、実質的にゆっくり過ごせる時間が多いです。SE時代に「休日とは何か」を忘れかけていた私にとって、最初の夏休みは本当に戸惑うほど時間が余りました

年間155日って、かなり多いですね!公立と私立で違うんですか?
違います。公立は地方公務員なので条例に基づいた休日数ですが、私立は学校法人によって就業規則が異なります。私の勤める私立は特に恵まれているかもしれません。転職前に必ず確認しておくべきポイントです。

目次

②残業のリアル|SE時代との決定的な違い

SE時代の私にとって、残業は「あるかないか」ではなく「どれだけあるか」の問題でした。納期前の深夜残業・休日出勤・徹夜は、10年以上の経験の中で何度も経験してきました。 学校事務に転職して最初に驚いたのは、定時になると当たり前に職場が静かになることでした。

▼ 月別残業時間イメージ(■ 民間SE / ■ 学校事務

4月だけ学校事務の方が残業が多いんですね。それ以外はSEより全然少ない!
そうなんです。4月は新年度準備・採用手続き・予算配分が重なって一番忙しいです。でも「いつ忙しくなるか1年前からわかる」というのがSEとの決定的な違いです。見通せる忙しさは、精神的な消耗が全然違います。

③SE時代との生活の変化|時間を持て余した転職直後

転職してしばらくの間、私は就業時間後や休日の使い方がわからなくなりました。 SE時代は帰宅後も頭の中は仕事のことでいっぱいで、休日も何となく仕事のことが気になる——そんな生活が10年以上続いていたからです。

自由な時間・趣味のイメージ(学校事務 ワークライフバランス)

📷 Photo by Unsplash(商用利用可・無料)

😓 SE時代の休日・夜

  • 帰宅後も仕事のことが頭から離れない
  • 休日出勤が当たり前にある
  • プライベートの予定が直前でキャンセルに
  • 深夜残業で体力の消耗が激しい
  • 「ゆっくりする」感覚を忘れていた

😊 学校事務転職後の休日・夜

  • 定時に帰れることが当たり前に
  • 休日に仕事のことを考えなくていい
  • プライベートの計画が立てやすい
  • 体力的・精神的な消耗が大幅に減少
  • 家族・趣味・自己投資の時間が増えた
💡 筆者のリアル
転職直後は時間を持て余してしまい、家でも業務効率化のためのExcelマクロを作っていました笑。SE時代に染み付いた「常に何かしていないといけない」感覚が抜けるまで、半年ほどかかりました。今はその時間を読書・家族との時間・このブログに使えています。

時間を持て余すって、なんか贅沢な悩みですね笑。でも羨ましいです!
SE時代の自分に教えてあげたいです笑。ただ正直に言うと、「暇すぎてやりがいを感じにくい」時期も最初はありました。忙しさとやりがいが比例していた10年間の反動だと思います。今は自分なりのやりがいの見つけ方がわかってきました。

④給与と待遇のリアル|私立学校の場合

正直に書きます。私が勤める私立学校では、転職後に給与が上がりました。 ただしこれは私立学校の特殊な事情も大きく、公立(地方公務員)の場合は転職直後に給与が下がるケースが多いです。

項目公立(地方公務員)私立(学校法人)
給与の決まり方給与表に基づく・条例で定められる就業規則による・学校差が大きい
転職直後の給与前職より下がるケースが多い学校による(上がる場合もある)
昇給ペース年功序列・定期昇給学校による
退職金・年金共済組合で手厚い学校・法人による
福利厚生共済組合・各種手当が充実学校による差が大きい
💡 転職前に確認すべきこと
私立学校への転職は「学校によって待遇が大きく異なる」ため、求人票の給与・休日・福利厚生を必ず細かく確認することが大切です。公立の場合は自治体の給与表で事前に調べられます。

給与が上がったんですか!それは珍しいケースですよね?
私立学校の中では比較的恵まれた環境だと思います。公立への転職を考えている方は、転職直後は年収ダウンを覚悟しておく方が安全です。ただ残業・休日・精神的コストをトータルで考えると、決して損ではないと感じています。

⑤少子高齢化時代の学校事務職員として思うこと

待遇が良い環境であっても、周りには不満を口にする職員がいるのも現実です。私はそれに正直呆れることもあります。 なぜなら、少子高齢化が進む今、学校の存続自体が問われている時代だからです。

  • 📉日本の18歳人口は今後も減少が続く見通し
  • 🏫私立学校の統廃合・募集停止は年々増加している
  • 💼学校事務職員の役割は「管理」から「経営支援」へ変化しつつある
  • 💡ICT化・効率化で教員が教育に集中できる環境を作ることが急務

確かに少子化は深刻ですね。学校事務職員としてできることってあるんですか?
あります!私はSE経験を活かして業務効率化・ICT化の推進に取り組んでいます。事務作業を効率化することで先生が授業に集中できる時間が増え、それが結果として学校の教育の質向上につながると信じています。

まとめ|働き方の変化は想像以上だった

SE時代と学校事務の「働き方・休日」の違いをまとめます。

項目SE時代学校事務転職後
年間休日約115日約140〜155日
残業月40〜100h以上月0〜20h(繁忙期のみ)
休日出勤月1〜2回ほぼなし
夜・休日の頭の中仕事のことが離れない完全にオフにできる
プライベートの計画立てにくい1年前から立てられる
体力的消耗大きい小さい
精神的消耗大きい人間関係次第
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